ガンプラHG1/144ドム試作実験機レビュー|YMS-08Bオリジン版の素組み
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【ガンプラ】HG1/144ドム試作実験機YMS-08Bオリジン版の作製を素組みでレビューしていきます!
ガンプラHG1/144ドム試作実験機は、名称が「YMS-08B DOM TEST TYPE」となっていますが、TV版の機動戦士ガンダムTHE ORIGINでは、地上戦用と宇宙戦用の2パターンにおける「テストタイプ=実験用」として登場しています。
宇宙戦仕様と地上戦仕様の2つの試作実験機の主な違いは、胸部コックピットの一部に違いがあるのみです。
【ガンプラ】HG1/144ドム試作実験機YMS-08Bオリジン版の初回発売日は2016年2月27日で、今から約7年前にもなり、再販も何度か行われています。定価が2,200円(税込)。グレードがHG(ハイグレード)であり、スケールは1/144。
ガンダムの中で「ドム」と言えば、【ジェットストリームアタック】と言う3体のドムで戦法を組んでくる「黒い三連星」が特に有名ですが、その後に、リック・ドム(MS-09R)やドム・トローペン(MS-09F~砂漠・熱帯用MS)など、様々なタイプの機体が製造されています。ガンダム小説の中では「シャア専用ドム」も存在しています。
今回はTV版「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(オリジン)」で登場したドム試作実験機YMS-08B(宇宙戦仕様)を無塗装の素組みにて作製レビューしていきます。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のキットをレビュー
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のパッケージケース(箱)や内容物であるキット(ランナー、デカール、説明書など)をレビューしていきますね!
HG1/144ドム試作実験機のパッケージケース(箱)
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のパッケージケースは、通常のhg(ハイグレード)サイズの箱になります。
黒とグレイをベースにした機体って、カッコいいですし、とにかくビーム・バズーカの大きさが印象的です。
完成後のポージング写真が掲載されています。
ドムって「ごつい」イメージがありますが、このhgドム試作実験機は、上半身は少しスリムになっているかな?といった印象を受けます。
HG1/144ドム試作実験機の説明書
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の説明書表紙です。
全部で8ページになります。
4ページがカラーで、作成手順側の4ページがモノクロ(白黒)になっています。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の塗装用カラーガイドも、もちろん掲載されています。
このガンプラHG1/144ドム試作実験機ですが、やはり黒とグレーがベース色になっていますし、塗装したら、さらに迫力満点のモビルスーツになるでしょうね!
塗装も今から楽しみです♪
HG1/144ドム試作実験機のデカール
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のデカールは水転写式デカールではなく、シールタイプ(マーキングシール)です。
hgのガンプラでは、なかなか水転写式のシールって付属されてきませんが、ユーザーの事を考えるとハイグレードタイプはシールタイプのデカールの方がニーズがあるのかな?なんて考えたりします。水転写式デカールは貼り付けるのに少しコツが要りますからね。
今回は無塗装の素組みだけなので、完成してから一旦バラして塗装を行うため、デカールは「モノアイ(目)」部分しか使用しません。
HG1/144ドム試作実験機のランナー
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の各ランナーを、プレートナンバーごとにレビューしていきますね!
A1ランナー
A2ランナー
B1ランナー
B2ランナー
C1ランナー(動力パイプ)
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の動力パイプは頭部と腰部になります。
位置的には「ザク」と同じです。
C2ランナー
C2ランナーはクリアパーツになっています。
左側と真ん中のパーツはモノアイの部分になり、右側は地上戦仕様における胸部コクピットの部分になりますので、今回は右のクリアパーツは使用しません。
D1ランナー
D2ランナー
E1ランナー
E2ランナー
Fランナー
Fランナーにはい大きくごつい「ビーム・バズーカー」が付いており、とても目立ちます。
Gランナー(頭部パーツ)
SB-18(サーベル)
SB-18はヒート・サーベルのみのパーツになります。
PC-001(ポリキャップ)
ガンプラの定番中ともいえる定番のランナーパーツ「PC-001ポリキャップ」は、各関節部においての可動域の広さに自由度を与えなくてはいけない、もはや必須のパーツですよね!
全部で14枚のランナーが含まれていますが、RG(リアルグレード)やMG(マスターグレード)のように、アンダーゲート仕様になっているパーツはないので、ゲートカットの時は通常通りのカット作業になります。
ランナーは多そうに見えますが、パーツ自体はやはりhgと言いますが、それほどの量ではないので、ガンプラ初心者にはオススメ出来るプラモデルですし、かなり綺麗に色分けされているので作りやすさもあり、素組みのままでもかなり良い出来栄えになりそうです!
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の作成レビュー
ではここから、ガンプラHG1/144ドム試作実験機を実際に作っていきましょう!
胸部
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の胸部のパーツです。
今回は「宇宙戦仕様」なので、コクピット部分のクリアパーツは使用しません。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の胸部の完成形です。
どう見ても「ザク」ですよね(笑)
コクピットを地上戦仕様のクリアパーツを使うと、「グフ」と同じになります・・・汗
ドム試作実験機は、あちこちの機体のパーツを寄せ集めて作られたモビルスーツという事がわかってきます。
こちらが地上戦仕様のコクピットパーツ(胸部にクリアパーツが組み込む形になります)。
腰部
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の腰部のパーツです。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の胸部パーツの完成形ですが、スカートはそれほど大きくありません。
腰部もザクっぽさをのぞかせていますが、スカートの分割稼働などはザクの方が機能的に優れています。
頭部
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の頭部のパーツです。
モノアイ(目)には付属されてるデカール(シール)を貼り付けます。
また、モノアイのカバーはクリアパーツになっています。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の頭部パーツの完成形です。
ココはさすがにドムらしさがありますね。
動力パイプの曲がり具合が激しいです。
腕部
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の腕部のパーツです。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の腕部の完成形です。
部品が多いかな?と思い、一気に左右両方の腕を作ってしまいましたが、とても作りやすいです。
右腕と左腕を逆に作ってしまっても、肩の部分を回しただけで簡単に、どちらにも変更できるのがいいですね!
足部
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の足部のパーツです。
底足の部分と言った方が良いでしょうか。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の足部の完成形です。
hgリック・ドムと同じよ様な簡単な作りです。
脚部
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の客部のパーツです。
大腿部の部位は細かなパーツが目立ちますが、説明書通りに順番に組み立てていけば、意外に簡単です!
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の脚部の完成形です。
脚は「ドム」ぽいですね。
ただ、スカート裏にスラスターが2基ずつ装備されてるのですが、かなり小さいです。
これでは地上戦においてストレスを抱えるのも仕方ないと思います。
ガンダムTHE ORIGINでのドム試作実験機における地上戦はかなり苦しい戦いが多かったですからね。
足裏のスラスターも、もう少し大きかったらいいのですが・・・。
全てのパーツ
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の全てのパーツの完成形がこちらになります。
やはり下半身に比べて上半身がかなりスリムです(笑)
次から組み立てていきましょう!
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の素組み完成レビュー
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の各パーツを組み立てて、素組みを完成させてみました!
武器なしでポージングをしてみたのでご覧ください!
ダイエットの神様でも降りてきたのでしょうか?ってくらいウエストがかなり絞られてます!
動力パイプがやけに目立ちますし、相当なスリム化がなされてますね。
プロポーズです!(誰にw)
特に股関節の可動域の広さは抜群です!
ほぼほぼ180度に近く開脚できます。
後ろ姿に哀愁を感じます・・・
ガンプラHG1/144ドム試作実験機・・・塗装したら更にカッコいいだろうな~。
この後、数日後には塗装するんですけどね!w
肩の可動域も360度回るって・・・完璧ですね(笑)
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のポージングを撮ってて思ったのは、やはり下半身が大きく上半身がスリムなので、安定性が抜群なところです。
次から紹介するウエポン(武器類)がかなり大きいのですが、意味が分かる感じがします。
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の武器類のレビュー
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の武器類をレビューします!
武器類と言っても、サーベルとバズーカの2種類しかありませんが(笑)
ヒート・サーベル
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のヒート・サーベルです。
ヒート・サーベルはドムの背中に装備できるようになっています。
ビーム・バズーカ
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のビーム・バズーカです。
ビームバズーカのメインスコープ部には、クリアパーツがはめ込む仕様になっています。
ビーム・バズーは、とにかく「ごつい」です(笑)
ガンプラHG1/144ドム試作実験機のポージングをレビュー
ガンプラHG1/144ドム試作実験機の武器を装備した状態でのポージングを紹介していきますね!
背中に背負ったヒート・サーベル。
なのに、肩裏まで腕や手が綺麗に届く可動域の広さは流石です。
今にも抜け切れそうな勢いです!
ヒート・サーベルもこうしてみると、結構長いんですよね~。
こちらはビーム・バズーカ!
ドムの機体より長さ的には大きいです!
この体制でも全然グラつかないのが凄いですし、迫力満点のバズーカです!
ドムのビーム・バズーカって、こうしてみるとやたら長いですし、大きいのがわかりますね。
でも、モビルスーツ自体がバランスを崩してないのは凄いです!
普通は片手で持てるような代物じゃありませんw
ヒート・サーベルとビーム・バズーカを両手に持たせましたが、どちらか一つにしないと敵と戦えないですね、これじゃ(笑)
まとめ
【ガンプラ】HG1/144ドム試作実験機オリジン版の素組みレビューはいかがだったでしょうか?
説明書や箱にも書かれているのですが、ドム試作実験機は、腕部や胸部がザクに似ており、コクピット部はグフ、胸部や足部はリックドムといった、ジオン軍が所持するモビルスーツのパーツをいくつも組み合わせて出来た機体になります。
下半身は「リック・ドム」の様にどっしりしているのですが、上半身は「ザク」「グフ」の様にスリムになっており、ガンプラにおける完成形は、下半身が安定している分、これほど大きなビーム・バズーカを掲げても、少しもグラつくところはなく、とても安定感に溢れています。
ヘッドユニットが「ドム」なのは安心しました(笑)
HG1/144ドム試作実験機を素組みしてみましたが、とても作りやすいですし、細かすぎるパーツもないので組み立てが優しいので、ガンプラ初心者にオススメできると思います。
また、武器も2種類と少ないですし、機体を立たせても安定感があるので、ポージングの取りやすさはガンプラシリーズの中でも群を抜いて安心感があります。
今回作成した「ガンプラHG1/144ドム試作実験機オリジン版」ですが、次は塗装にチャレンジして皆様にレビューしていこうと思います!
そして、最近はプラモデルブームなのかわかりませんが、特に過去のガンプラが「売っていない!」「高すぎる!」と言った声を聞きますが、このあたりの情報に関しても改めて記事にしていこうかなと思います。
Amazonや楽天、ヤフショピなど通販サイトでの価格は、現在では割高な価格設定になってるショップもありますが、定価で販売されてるショップもありますので探してみて下さい!